NPO活動を支援してもらう方法①「サービスグラントの利用」

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とにかく人手が足りない…
NPO団体の悩みどころだと思います。
そこで、NPO活動を支援してくれる団体「特定NPO法人サービスグラント」 を紹介します。

特定NPO法人サービスグラントとは

サービスグラントは、

非営利組織とプロボノワーカーとが協働する「プロジェクト型助成」を提供

している特定NPO法人です。

実際にビジネスの現場にいる、専門的スキルを持つプロボノワーカーがチームを組んで、支援してくるサービスを展開しています。
現在、5,000人を超えるプロボノの登録があり、これまで800以上のプロジェクトが実施され、現在は100近くのプロジェクトが進行中です。

「団体がすぐ使える成果物を提供する」というのがサービスの特徴です。
サービスは、実費経費のみ負担が必要ですが、無償です。

支援内容

支援内容としては、次のものがあります。

  • 情報発信支援プログラム
    • ウェブサイト
    • ジンドゥー・Wixウェブサイト
    • Facebook・SNS活用
    • 印刷物(団体紹介パンフレット等)
    • イベントチラシ・ポスター制作
    • 映像
    • 外国語翻訳
  • ファンドレイジング支援プログラム
    • 営業資料
    • 寄付管理
    • クラウドファンディング
  • 業務改善支援プログラム
    • 業務フロー設計
    • プログラム運営マニュアル
    • クラウドツール活用入門
    • 法務相談
    • 経理・税務改善
  • 事業戦略支援プログラム
    • 事業計画立案
    • マーケティング基礎調査
    • 課題整理ワークショップ
    • スペース活用ワークショップ
    • アンケート活用入門
    • 事業評価

このように幅広いプログラムが提供されており、団体が特に困っている部分をフォローしてくれるサービスになっています。

助成申請の仕方

では、助成がすぐになされるかというと、一次・二次審査があります。
具体的には、助成申請から、審査、プロジェクトの開始、終了までは次にようになっています。

  1. 団体登録
  2. 助成申請
  3. 一次審査
  4. 二次審査
  5. プロジェクト準備説明会
  6. スコープ設定
  7. チーム編成
  8. プロジェクト開始
  9. 納品

非常に入念に準備をして、サービス提供をしているのが分かると思います。
そのため、審査のハードルは低くないと思いますが、まずは団体登録から始めてみましょう。
下記より団体登録が可能です。

助成申請には、まず、次のWordファイルの内容を準備する必要があります。
非常に細かく活動内容などの説明が要求されます。

助成申請用Wordファイル

一次審査は、このWordファイルの内容に審査が行われ、メールにて連絡があります。
二次審査は、1時間~1時間半程度の実地によるヒアリングで、1ヶ月以内にメール連絡があります。

この審査を通過したら、プロジェクト準備が開始され、具体的な支援に進んでいきます。

採択基準

かなり細かい採択基準があります。
抜粋になりますが、次のような基準が設定されています。

  • プロボノの受け入れ体制に関する基準
    • 平日夜、または、土日のミーティングに対応可能であること
    • プロボノワーカーに発生する実費経費(交通費・会議費・その他経費等)を負担できること
    • サービスグラントのプロジェクトに対して、円滑な対応ができるよう、意思決定者および窓口担当者を決定し、組織的な受け入れ体制を確保していること
    • 申請内容に関する事務局からの質問に対して、電子メールへの迅速なレスポンス等、円滑なコミュニケーションができること
    • 申請いただく成果物と関連性が強い内容・分野において、同時期に、他のプロボノによる支援を重複して受けていないこと
  • 事業の内容・手法に関する基準
    • 事業の実施において、独自性の高い手法を用いたり、試行錯誤を通じたさまざまな工夫を取り入れながら、成果を高めようと模索していること
    • 全国組織または国際組織の下部組織あるいは関連組織の場合、その組織の意思決定権限が十分にあり、支部として独自性の高い活動に取り組んでいること
    • 団体が提供する商品・サービスについて、類似する商品・サービスを、他のNPO、公益法人、または、民間企業、行政機関等がすでに提供している場合、それらとの違い・独自性を明示できること
    • 現時点において、または、将来的な目標として、自立的・継続的な活動運営に向け、会費・寄付金・自主事業収入等による経済基盤の強化を目指していること
    • サービスグラントによって応援する事業の位置づけが、中長期にわたって、当該団体の事業活動全般の中において重要度が高いこと
  • 期待される成果に関する基準
    • 団体が取り組む社会的課題解決に向けて、サービスグラントによる支援をどのように活用し、どのような成果を上げていきたいか、意図が明確であること
    • 団体として目指す目標が設定されており、サービスグラントの成果物によって、従来以上に、十分に多数の受益者に対して活動を拡大することが期待できること
  • 一部プログラムに関する追加基準。ウェブサイト、印刷物、営業資料の各支援プログラムに関しては、上記に加えて、以下の基準を設定しています。
    • 主たる活動現場(=支援対象者が居住・滞在・活動する地域)が、団体の活動拠点から近接していること
    • 申請いただく成果物に関して、既に「自力で」できる取り組みをひと通り行っていること(※例えば、ウェブサイト支援プログラムに応募される団体の場合・・・「自団体でウェブサイトを立ち上げ、自力でできる情報発信には取り組んできた」「ブログを活用し、活動情報は都度発信している」等)
    • (ウェブサイト支援プログラムのみ)団体の年間の財政規模が、2000万円を超えていないこと

要は、団体の活動がどこに向かっているか明確にできており、しっかりと説明ができる。
また、これまでに可能なことは取り組んでおり、プロジェクトで何をしてほしいかが明確で、プロジェクトの受け入れ体制もある、ということかと思います。

まとめ

NPO活動を支援してくれる支援団体として、サービスグラントをご紹介しました。

かなりハードルの高いものではありますが、プロフェッショナルな専門的スキルをもったプロボノワーカーがチームになって対応してくれますので、一考の価値はあると思います。
是非活用してみてください。

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